動作中に途中で止まったり、教示(ティーチング)の位置がズレたりすることはありませんか?
原則として、通常運用において勝手に止まったり、位置がズレたりすることはありません。
ROKAEの協働ロボットは産業用ロボットの開発技術をベースとしており、高い信頼性と精度を維持するための以下の機能を備えています。
・高い稼働安定性:
MTBF(平均故障間隔)は80,000時間以上という産業用ロボットクラスの耐久性を誇り、24時間365日の安定稼働が可能です。動作が停止するのは、衝突検知、バーチャルフェンス、軸制限などの安全機能が正しく作動して人や周辺設備を保護した場合に限られます。
・精密な位置再現性:
業界トップクラスの±0.02mmという位置繰り返し精度を備えており、長期間の使用でも位置ズレが起きにくい強固な設計です。また、「動的フィードフォワード補償」技術により、高速移動時でも軌跡の乱れを抑え、教示通りの正確なパスを維持します。
・確実な復帰機能:
万が一、非常停止や手動操作(ジョグ)によってロボットが教示された軌跡から外れた場合でも、「軌跡復帰動作」機能により、安全な速度で元の軌跡に戻してから作業を再開することが可能です。
・異常の事前検知:
「先読み機能(Lookahead)」により、動作中に特異点やソフトウェアリミットなどの異常状態を事前に処理し、不自然な停止やエラーを未然に防ぎます。
このように、ハード・ソフト両面での高度な制御により、「止まらない・ズレない」安定した自動化ラインを実現します。
?動的フィードフォワード補償とは?
ロボットの質量や慣性等の物理特性に基づき、動作に必要なトルクを予測して制御に反映させる技術です。ROKAEは2000項目超の動的パラメータのモデリングにより、±0.1mm以下の優れた軌跡精度を実現しています。高速移動時の軌跡の乱れを最小限に抑えるため、精密な組み立てや研磨といった「熟練工の技」が求められる工程の自動化を支える核心的な技術です。